税金初心者のアフィリエイターが「最初にすべき(税金関係の)こと」を色々とメモ。
- 「税金のことを勉強しないといけないのは分かってる!」
- 「けど何をすべきか分からない!」
みたいな人は参考にしてみてください。
その前に)
無職?
無職アフィリエイターはまず以下ページを読んでみて下さい。
税金を勉強すべき?
アフィリエイターが、税金のことを勉強しなければならないのは、「確定申告」をしなければいけないからです。
なので、そもそも「確定申告」をする必要がない「底辺アフィリエイター」は、税金の勉強をする必要はありません。
「自分は確定申告をする必要があるのか分からない!」という人は、以下記事を参考にしてみて下さい。
僕が思う基準としては、
所得レベル | やるべきこと |
---|---|
雑魚アフィリエイター (所得20万 or 38万 以下) | 記事書け。サイト作れ。 |
うんちアフィリエイター (所得20万 or 38万 ~ 所得200万レベル) | 最低限、確定申告が行えるように勉強すべし。 |
弱小アフィリエイター (所得200万 ~ 1,000万レベル) | 税金の勉強を(少しずつ)始めるべし。 |
スーパーアフィリエイター (所得1,000万レベル~) | アフィリエイトより税金の勉強を優先すべし。 (税金額が大きすぎるから、対策しないと死ぬ) |
みたいな感じだと思います。
ただ、税理士に丸投げするなら勉強はしなくてOKだと思います。
●税金の知識はあったほうが良い
確定申告に関係なく、税金の知識は生きていく上で役に立ちます。
それに、たくさん稼げるようになったら、年に100万くらい税金を減らせたりできるので、勉強しておいて損はないです。
でも、所得が低い内は、大きな恩恵にあずかれないんです。税金の知識が役立つのは「所得が増えてきてから」なんです。
なので、底辺アフィリエイターは、「この記事を見てる暇あるなら記事書けよカス」と言葉を贈りたいと思います。
アフィリエイト初心者が最初にやるべきこと
①「開業届」と「青色申告承認申請書」を税務署に出す
アフィリエイトで本気で稼いでいくつもりなら、以下の2つの提出は必須です。
- 開業届:
- 「これから事業としてアフィリエイトやるでー」と税務署に宣言する紙キレ
- 青色申告承認申請書:
- 「今年から青色申告で確定申告するでー」と税務署に宣言する紙キレ
▲(参考)僕の出した開業届 | ▲(参考)僕の出した青色申告承認申請書 |
詳しくは以下ページを参考にしてみて下さい。
②税金のことに簡単に勉強する
最低でも、以下↓の式の意味が分かるレベルにならないと話になりません。
①収入 ー 経費 = 所得 ・・・国民健康保険料、事業税などはこれに対して掛けられる
②所得 ー 所得控除 = 課税所得・・・所得税、住民税などはこれに対して掛けられる
書籍・ネット等で勉強するなりして、ある程度の基礎知識をつけましょう。
③お金のフロー(流れ)を決める
お金のフロー(流れ)を最初に考えておくと、以下の2つのメリットがあります↓。
- 確定申告が楽ちんになる
- アフィリエイト用口座、プライベート用口座などを分けておく事で、会計ソフトから自動入力できたりするようになるので楽ちん
- 逆に、分けておかないとかなり面倒になる
- 税金に詳しくなれる
- フローを考えるためには、税金の仕組みを最低限理解しておく必要がある。
- なので必然的にある程度、税金に詳しくなれる
というわけで、初心者アフィリエイターが最初にすべきことは、「お金のフローを考えること」だと思うわけです。
「そんな事言ってもフローなんてイメージできねえよ」って人が居ると思うので、参考に僕のアフィリエイト事業のお金の流れをフローを載せときます。↓
(クリックで拡大) |
▲僕のアフィリエイト事業のお金の流れ (おそらく、法人でも個人事業主でも、フローは変わらないと思います) |
このフロー↑の各銀行の役割をザックリ箇条書きで説明すると、
- 住信SBIネット銀行(メイン):
- アフィリエイト事業におけるメイン銀行
- 「引き落とし・振込みしか対応していない経費」と「収入」が入出金がされるようにしている
- ゆうちょ銀行:
- プライベートの入出金がされるようにしている(+A8netの売上)
- 三菱UFJ銀行:
- 「所得控除」「経費」が出金がされるようにしている
- SBI証券:
- 「確定拠出年金」っていう所得控除&資産運用できる国の神制度を利用するのに使っている
という感じです。
要するに、「プライベートな入出金」と「アフィ事業の入出金」を分けてるだけ。
「良くわからない!」という人は、以下のフローが理解できれば良いと思います。
▲少しだけ簡略化したフロー |
いきなりだけど、ここでフローの内容について「初心者の人が思うかもしれない疑問」をQ&A形式でまとめてみました。↓
フローのQ&A
Q.フローが全然理解できない。
A.勉強不足ってこと。
Q.「三菱UFJ銀行」と「住信SBIネット銀行」って分ける必要あるの?
A.分けた主な理由は、住信SBIネット銀行だと、小規模企業共済・セーフティネット共済などの引き落としに対応していないから。
Q.A8netだけなんでゆうちょ銀行振り込みなの?
A.A8netの報酬は、ゆうちょ銀行振り込みだと振り込み手数料が激安(30円)になるから使っているだけ。
Q.「MFクラウド確定申告」って使いやすいの?
A.俺は「MFクラウド確定申告」が一番使いやすいと思ったから使っているだけで、クラウド系のソフトならどれも使いやすいと思う。
④フローに合わせて色々と変更する
お金のフローを決めた後は、
- 必要なクレジットカードの申し込み
- クレジットカードの引き落とし先口座を変更
- 各ASPの振り込み先口座を変更
- 公共料金の引き落とし方法を変更
- 必要な銀行口座の開設
などを行います。
というか、フローを自分で作れたのなら「何をすべきか」はおのずと分かると思います。
分からないなら「フローを理解できていない」ということだから、自分で理解できるように勉強しましょう。
ちなみに、「クレジットカードを持っていない!けどクレジットカードの審査に通らない!オワタ!」みたいなウンチマンは、以下ページを参考にしてみて下さい。
確定申告に備える
準備が終わったら、
あとは確定申告に向けて日々の売上とか経費を記録(仕訳)していく。
①簿記の勉強をする
「青色申告(65万控除)」の場合は、「複式簿記」というのを勉強しないといけない。
「複式簿記」と聞くと「絶対難しいわ・・」と思うかもだけど、
本気で勉強すれば3日くらいで「確定申告するのに困らないレベル」には理解できると思うから、そんなに身構えなくても大丈夫です。
詳しくは「簿記 入門」とかでググりましょう。
②日々の記録(仕訳)をする
簿記が理解できたら、記録(仕訳)できるようになるので、
- 経費
- 収入
を記録(仕訳)していきます。
こんな感じ↓。
仕訳例(複式簿記):
2月21日にGoogle Adsenseから1万円の振込があった場合の仕訳例。(複式簿記)
- 2月1日 :(借方)売掛金10,000円 / (貸方)売上高10,000円(1月分の売上計上)
- 2月21日:(借方)預金通帳10,000円 /(貸方)売掛金10,000円(1月分の売上振込)
複式簿記の、実際の仕訳画面(MFクラウド)はこんな感じ↓。
▲MFクラウドでの仕訳後の一覧 (こんな感じで収入とか経費をダッーーーーって仕訳していく。 そしてこの仕訳の一覧を元に「賃貸対照表」とか「損益計算書」とかを完成させるわけである) |
現金主義(単式簿記)の場合は以下のように仕訳します↓。
仕訳例(単式簿記):
2月21日にGoogle Adsenseから1万円の振込があった場合の仕訳例。
- 2月21日:預金通帳10,000円(収入の欄に記入する)
参考:
③確定申告する
仕訳さえしておけば、あとは、
- 所得控除とか源泉徴収額とか、その他もろもろを記入
- 印刷して税務署に提出する
- 税金を納める
- 「仕訳帳」「総勘定元帳」「現金出納帳」・・などを印刷する(7年間保存)
これでおわり。
アフィリエイター向けのページ
アフィリエイター向けの確定申告についてのページです。
節税したい人向けページ
節税したいアフィリエイター向けのページです。
おわり
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