電車代は、基本的に領収書が出ません。
他にも、
- バス代
- 自動販売機のジュース・コーヒー代
- 冠婚葬祭の金(香典、ご祝儀・・など)
なども領収書が出ません。
(冠婚葬祭などは「領収書ください」と頼めば出してくれるかもしれないけど、気まずい・・)
でも、確定申告には領収書が必要。
そんな時、どうしたら良いのかを色々調べたのでメモ。
出金伝票を使え!
「領収書が出ないけど、経費として落としたい!」という時は、
「出金伝票」という伝票を使うと経費で落とすことができます。
こういうの↓。
▲「出金伝票」 Amazon:コクヨ 出金伝票 B7ヨコ型 白上質紙 100枚入り | ▲「出金伝票」の中身 |
この「出金伝票」という魔法の伝票に、
- 日付:○○年○○月○○日
- 費用:○○○円
- 用途:電車代
みたいに書いておきます。
そうすると、この「出金伝票」を領収書の代わりに使用することができます。
なので、持ってない人は今すぐAmazonで買いましょう。(100均とかでも売ってます)
ただ、出金伝票はパソコン上で管理した方が楽だと思うので、「わざわざ紙の出金伝票を買う必要はないんじゃね?」という気がします。
出金伝票=万能ではない
当たり前だけど、税務署に、
「この日に電車代として○○○円使ったよ!
ほら、この出金伝票に○○○円って書いてるでしょ!」
と言った所で、「で、証拠は?」と突き返されて終わり。
なぜなら、この出金伝票では「お金を支払った」ということを証明できないから。
出金伝票は「自分で書いただけのただの紙切れ」なので、証拠能力としては0なのだ。
出金伝票+証拠を準備しておく
なので出金伝票を使用するときは、「出金伝票の内容を裏付ける証拠」のようなものを残しておきます。
例えば、以下の様な感じ↓。
出金伝票の内容 | 裏付ける証拠 |
---|---|
飲み会代 (交流会) | ・参加した人達とのメッセージのやり取り ・その他・・etc |
セミナー代 | ・セミナー会場の写真 ・セミナーの資料 ・その他・・etc |
電車代 | ・何をしにいく為に電車に乗ったのかの証拠 (セミナーに行くために乗ったのなら、セミナーの領収書・場所等が載っている証拠書類) |
冠婚葬祭代 | ・訃報のFAX ・会場の写真 ・その他・・etc |
まぁとにかく、「出金伝票の内容を裏付けられる証拠」であれば何でも良いということ。
要は、税務署署員に「うむ!こいつは実際にこの金額を払ったんだな!」と納得させることができればOK。
出金伝票の内容が真実なら、何かしらの証拠はあるはずだから、それを残しておくべし。
ただ、実際には、
- 高額(○○万)な経費が多い
- 低額だけど数が多すぎる経費
などの「これおかしくね?」と思わず突っ込みたくなるような、明らかにおかしい出費でない限り、税務署に疑われることはほとんどないらしい。
しかし、万が一の事を考えて、証拠は出金伝票と一緒に保存しておくべし!
まとめ
・領収書が出ない経費は、とりあえず「出金伝票」に書いておく
・「出金伝票」の内容を証明する為の”証拠”を残しとく(出金伝票と同じように保存しておく)
おわり
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