【アフィリエイト】青色65+事業所得で確定申告するやり方

「青色(65)で確定申告したいけど何をしたらいいか分からない!」

みたいな専業アフィリエイターや専業ブロガー向けに、青色申告のやり方をザックリ紹介したいと思います。

 

\すごい長いです/

青色?白色?事業所得?雑所得?

アフィリエイト収入を確定申告する場合、以下の6通りの方法がありますが

  1. 青色申告(65万円控除)+事業所得
  2. 青色申告(10万円控除)+事業所得 ←これはオススメしない(どうせなら65万円の方を選んだ方が良いので)
  3. 青色申告(65万円控除)+雑所得 ←これはやる意味ない(雑所得だと65万円控除が受けられないので)
  4. 青色申告(10万円控除)+雑所得 ←これはやる意味ない(雑所得だと10万円控除が受けられないので)
  5. 白色申告                     +事業所得 ←これもあまりやる意味ない(白色+雑所得の方が楽なので)
  6. 白色申告                     +雑所得

 

この記事で紹介する方法は、「1.青色申告(65万円控除)+事業所得」の方法です。

(この中では1番得をする申告方法ですが、その分めんどくさいです。)

青色65+事業所得で申告した方がいい人

青色65+事業所得で申告した方が良い人は

  • 専業アフィリエイター
  • 専業ブロガー

などの専業な人です。

 

逆に

  • 兼業アフィリエイター
  • 兼業ブロガー

などの兼業な人は、白色+雑所得で申告した方が良いと思います。

 

なぜなら、青色申告するには、開業届を出さないといけないのですが、開業届を出すと

  • 失業保険を受け取れない
  • 副業禁止の会社にバレたときに、言い逃れできないから
    (開業届を出していない場合は、「テキトーにやったら稼げてしまったんです。なので副業としてガチでやってたわけじゃありません」みたいに言い逃れできます)

という2つのデメリットがあるからです。

なので兼業な人は、白色+雑所得の方が良いんじゃないかなと・・。

もちろん、アフィリエイト収入が1,000万円を超えているような兼業の人で、「これらのデメリットは覚悟の上だぜ!」みたいな人は青色65+事業所得で申告した方が良いと思います。

参考【アフィリエイト】白色申告か青色申告、どっちが良いか?

参考事業所得・雑所得で申告するメリット・デメリット

青色申告するまでの流れ

というわけで、ここからは

青色+事業所得で申告するまでの流れです。

1.「青色申告承認申請書」を提出

青色申告するには、事前に「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

提出していなかった場合、白色申告しかできません。

参考【アフィリエイト】青色申告承認申請書とは?遅れて出してもOK?

2.確定申告ソフトを用意する

「確定申告なんて手書きでやってやるぜ!」みたいな人は、手書きでやればいいと思いますが

手書きだと

  • 恐ろしく時間がかかる
  • ミスをしまくる

ということになる可能性が高いので、できれば何らかのソフトに頼った方が良いです。

 

で、

ソフトを使う場合は

  • 確定申告ソフト(インストール版)
  • 確定申告ソフト(クラウド版)
  • エクセル

という3種類のいずれかのソフトを使うことになるのですが、どう考えても

確定申告ソフト(クラウド版)

を使うのが1番コスパが良い&わかりやすい&楽チンなので、これを買った方が良いです。

 

個人的なオススメは「MFクラウド確定申告」です。(僕もこれ使ってます)

参考個人事業主にオススメの確定申告ソフト3つ【MFクラウド、freee、やよい】

このページでは、「MFクラウド確定申告」を買ったものとして説明を続けますが、

どのソフトも大体似たような操作だと思うので、少しは参考になるかと・・。

3.確定申告ソフトで初期設定をする

確定申告ソフトは「買えばすぐに使える」というものではなくて、初期設定をする必要があります。

①事業所の設定

事業所の設定というと「難しそう・・」と思うかもしれませんが

要するに

  • 自分の名前
  • 自分の電話番号
  • 自分の住所

などの設定です。

ほとんどのアフィリエイターは、自宅=仕事場だと思うので、別に難しい項目はありません。

 

MFクラウド確定申告では、以下の手順で「事業所」を設定できます。

  1. 「新しい事業所を作成」をクリックする
  2. 以下を入力する

    • 個人事業主/法人:個人事業主
    • 電話番号:自分の電話番号
    • 氏名:自分の名前
  3. 「各種設定」→「事業所」を開き、項目を埋める

②銀行口座、クレジットカードとの連携

MFクラウド確定申告のようなクラウド系のソフトでは

  • 銀行口座
  • クレジットカード

などの入出金データを取り込むことができて、そのデータを使って仕訳(後述します)することができます。

 

控えめに言っても「神かよ・・」みたいな機能なので

絶対に利用した方が良いです。

 

MFクラウド確定申告では、以下の手順で各金融期間と連携できます。

  1. 「データ連携」→「新規登録」を開く
  2. 自分の使っている銀行口座・クレジットカードを選ぶ
    (あとは指示通り進めていく)

③開始残高の設定

アフィリエイト事業をするにあたって、事業用の銀行口座の設定します。

 

まず、事業用の口座を「これだ!」と決めます。

そして、その口座の1月1日時点の残高を確認します。

 

その残高を「各種設定」→「開始残高」→「普通預金」の欄に入力します。

▲例えば、「住信SBIネット銀行を事業用の銀行とするぞ!」という場合、1月1日時点の残高が「100万円」だったとすると、このように「1,000,000」と入力します。

(住信SBIネット銀行のように、1つの口座の中に「円普通口座」「ハイブリッド口座」のように口座が複数ある場合、普段入出金に使われている口座の欄に金額を入力します)

 

ちなみに、アフィリエイト2年目になると

様々なASPの売掛金を開始残高に設定した状態でスタートします↓。

▲僕の2017年度の開始残高です。

ちなみに「なんで事業用の口座を設定しないといけないの?」という話ですが、別に設定しなくても確定申告はできます。

なので例えば、事業用口座を設定せずに、「事業主借」「事業主貸」などの勘定科目を使って、「すべてプライベート用の口座で処理するよ!」みたいにしてもいいです。

(税務署から「なんだコイツ」と思われてしまう可能性が高いですが)

4.仕訳をする

初期設定が終わったら、仕訳をはじめます。

仕訳とは

  • 売上が○万円あった
  • 経費として○万円使った

みたいに、お金の出入りを記録することです。

 

この日々の仕訳の積み重ねによって、確定申告書を完成させます。

 

青色65の場合は、「複式簿記」という方式で仕訳しないといけないんですが

「複式簿記」はそこまで難しいものでもないので、↓の記事を見れば何となく分かって頂けるんじゃないかなーと思います。

参考左右(貸方・借方)のどっちに書けばいいのか?【覚え方】

 

というか、確定申告ソフトを使えば、自動的に「複式簿記」で仕訳してくれるので

特に意識する必要はないです。

 

MFクラウド確定申告の場合、銀行口座やクレジットカードと連携しておけば

入出金のデータを見ながらボタンをポチポチ押していくだけで仕訳ができるので、簡単&楽チンです。

「自動で仕訳」→「連携サービスから入力」から入出金データを使って仕訳できます↓。

▲「登録」ボタンをポチポチ押していくだけで仕訳ができます。

 

銀行やクレジットカードの入出金にない仕訳を入力する場合は

「手動で仕訳」→「振替伝票入力」から仕訳します↓。

▲こんな感じで入力していきます。

プライベートな経費=按分する

「個人でも使うし仕事でも使うよ!」みたいな経費は

  • 個人:50%
  • 事業:50%

という風に、按分(あんぶん)という形で仕訳します。

詳しくは以下ページを見てみて下さい。

参考アフィリエイトで按分して計上できる経費とかいろいろ【仕訳例】

5.所得控除を入力する

1年分の仕訳がおわったら、最後に所得控除を入力します。

 

所得控除とは「個人の事情に応じて税金を安くしてやんよ」みたいな国の制度で、

例えば

  • 基礎控除・・・生きてるだけで金はかかるから38万円分
  • 配偶者控除・・・無職な配偶者がいる場合は大変なので38万円分


みたいにいろいろな所得控除が存在します。

 

納めるべき税金の金額は

売上 ー 経費 = 所得

所得 ー 所得控除 = 課税所得

課税所得 × 税率 = 納めるべき税金

という式で大体決まるので、所得控除が増えれば増えるほど、納めるべき税金を安くできます。

厳密にいうと

  • 国保料
  • 事業税

などの税金は「課税所得×税率=税金」ではなくて「所得×税率=税金」という式で決まるので、「所得控除を増やしても税金が安くならねーじゃん!」という感じなのですが、まぁそれは置いといて・・。

 

 

というわけで、この所得控除を入力していきます。

 

MFクラウド確定申告の場合、

「決算・申告」→「確定申告書」→「所得から差し引かれる金額」から所得控除を入力できます。

▲所得控除の仕組みさえ理解できれば「この項目にはこの所得控除を入力すりゃいいんだな!」と何となく分かるはずなので、各項目の詳しい説明は割愛します。

源泉徴収されている報酬がある場合

例えば、Amazonアソシエイトだと、月の売上が「12万円」を超えると自動的に源泉徴収されます。

なので、源泉徴収されている人は確定申告書の「所得の内訳」に「これだけ源泉徴収されたよ!」というのを書いておきましょう↓。

参考Amazonの源泉徴収額(Tax Withholding)の帳簿での仕訳方法とか

参考「所得の内訳」には源泉徴収されていない事業所得は書かなくて良い

6.FX、不動産の譲渡益などがある人

ここからはFXや不動産の譲渡益などがある人だけが当てはまる話なのですが、

例えば

  • FXで○万円儲けた!
  • 株で○万円儲けた!(源泉徴収なしを選択していた)
  • 不動産の譲渡で○万円儲けた!

みたいな人は、「確定申告書 第3表」という紙キレを追加で用意して、「FXで○万円儲けました」みたいに書かないといけません。

 

FXや株の利益って、「分離課税」といって「どれだけ稼ごうと一定の税率」で課税されるので

「確定申告書 第3表に分けて書こうね」ってことになってるんです。

(「なんで分けてるんだよ!ややこしいだろが!」と思うかもしれませんが、僕もそう思います。)

 

ちょっとここですべてを説明すると長くなりすぎるので、ザックリ書きますが

例えば、「FXで180万円の利益があったよ!」みたいな人は、以下のような「確定申告書 第3表」という紙キレを用意して、「先物取引」という欄に「1800000」と記入します↓。

そして、この紙キレを

  • 確定申告書(第1表、第2表)
  • 青色決算申告書

などと一緒に税務署に提出します。

7.確定申告書&青色決算申告書を税務署に提出する

すべての入力が終わったら、以下の4つを税務署に提出します。(青字は枚数です)

  • 確定申告書B(第1表、第2表、添付書類台紙①、添付書類台紙②)4枚
    →「今年はこれだけ売上があって所得控除はこれだけだったよー!」と税務署に申告するための紙キレ 
  • 確定申告書B(第1表、第2表、添付書類台紙①、添付書類台紙②)【控え】2枚
    →確定申告書の自分用の控え。
    (税務署に提出して印鑑を押して貰うと「俺はこれだけ収入があったぞ」という証明書になる。なので「控えなんていらねえよ」みたいな人は別に提出しなくていい) 
  • 青色決算申告書 4枚
    →「売上と経費の内訳はこんな感じだよー!」と税務署に申告するための紙キレ 
  • 青色決算申告書【控え】4枚
    →青色決算申告書の自分用の控え。
    (税務署に提出して印鑑を押して貰うと「俺はこんな収入があったぞ」という証明書になる。なので「控えなんていらねえよ」みたいな人は別に提出しなくていい)

提出方法

提出する方法としては

  1. 紙に印刷して郵送する
  2. 紙に印刷して持っていく
  3. ネットから申告する(e-Tax)

の3つがありますが、

とりあえず最初は紙で印刷して税務署に直接持っていって、税務署員に「はじめて確定申告したのでチェックおねがいします!」みたいに言って、チェックしてもらったほうが良いんじゃないかなーと思います。

ただ、2019年分の申告からは、e-taxで申告しないと、青色申告65万円控除が55万円に減額されるらしいので、

「e-tax一択じゃねーか!」というのが現状です。(2018年分の申告はどれを選んでも減額されませんが)

参考2019年からマイナンバーカード・カードリーダー不要でe-tax(確定申告)できるらしい

 

あと、提出の際は、「所得控除の証明書」を一緒に提出する必要があるので、持ち込む場合は忘れないようにしましょう。

こういうの↓。

 

このページも参考にしてみて下さい↓。

 

 

はい。

 

というわけで

提出がおわったら確定申告自体はおしまいです。

 

お疲れ様でした。

8.帳簿の保管

確定申告自体は終わりましたが、まだやらなければいけないことが残っています。

それの1つが「帳簿の保管」です。

 

僕たち納税者は確定申告で

  • 「売上はこれだけでした」
  • 「経費はこれだけでした」

と最終的な金額だけ申告するわけですが、税務署からするとその内訳までは分かりません。

 

例えば、税務署が「接待交際費だけが異常に多くなってるけど内訳はどうなってるんだ?」と思っても、申告書を見ても分からないわけです。

 

で、

そういうとき、税務署は納税者に対して「○月の接待交際費の内訳を教えろ」みたいに言ってくるわけですが

税務署からそう言われたときに「はいこれです」と内訳を証明するための書類が帳簿です。

▲総勘定元帳と呼ばれる帳簿。(実際の僕のヤツです)

 

帳簿に書かれている内容と、領収書や銀行口座の入出金の明細をセットにして

僕たちは「本当に支払ったんだよ。ほら見てよ。」と反論できるわけです。

 

「具体的にどんな帳簿を保管すればいいのか?」

は、詳しくは以下ページを参考にしてみて下さい。

参考【アフィリエイト】確定申告後に保存義務がある帳簿とかメモ

ちなみに、帳簿は

  • 紙に印刷して、
  • 7年間保管しないといけない

というクソみたいなルールがあるので注意です。

「7年とか長すぎだし、なんでわざわざ紙に印刷せにゃならんのだ死ね」と思うかもしれませんが、僕もそう思います。

9.次年度に繰越する

確定申告ソフトで、来年度用に「今年のデータを来年に反映させる」という作業をおこないます。

 

MFクラウド確定申告の場合、

「決算・申告」→「次年度繰越」から、「○○○○年度のデータを繰り越して移動する」の下のほうにある「確定して移動」をクリックすると、次年度にデータを繰越されます↓。

▲売掛金などが繰り越されます。

10.売上一覧のダウンロード

最後に、各ASPからの売上データを保存しておきます。

「これだけ売上があったよー」という証拠になるものなので。

▲A8netの売上画面。

 

詳しくは以下ページをどうぞ。

参考ASPごとの確定報酬の確認方法をメモしておく

まとめ

というわけで、青色65+事業所得での確定申告のまとめをザックリ書いてみたのですが

見返してみるとクソややこしいですねー・・。

 

正直、この確定申告の流れを、初見で「なるほどそういうことね」みたいに一発で理解できる人は、たぶん1000人中1人とかそういうレベルだと思うので

「ぜんぜん分からねえ!」みたいに焦ってる人は、別に焦らなくて大丈夫ですよ。

だって初見で理解するなんてほぼ100%%ムリなので。

 

ゆっくり理解していけばOKです。

 

というかアレですねー。

僕は「税金ブログのネタになるし勉強するか」みたいな動機があったので、割と「よっしゃ頑張るか!」と頑張れたのですが

何のメリットもなしに「ただ申告するだけの人」って本当にやる気がおきないですよねー・・。

 

申告したところで褒められるわけでもなし。ただ金を奪われるだけ。

しかも奪われた金は、大半がムダな使われ方をして消えるという・・。

 

そもそも

「なんで自分の金を奪い取る仕組みを自分から進んで学ばないといけなんだよ!」

「ただのドMじゃねーか!」

って話ですよね。

 

まぁ、そう思っちゃう人は、いっそのこと税理士に丸投げしてもいいんじゃないかなーとも思ったり・・。

参考税理士 or 自分で確定申告、どっちがいい?

 

確定申告に時間を割いても、売上は増えないですからね。

だったら、「お金を払ってプロに依頼して、空いた時間で仕事に打ち込んだ方が良いんじゃね?」っていう。

 

ただ、アフィリエイトは簡単に申告ができちゃう職種だと思うので

自力で挑戦するのもアリなんじゃないかなーとも思ったり・・。

 

まぁ、自力で申告に挑戦する人は頑張ってください!

応援してます!

 

おわり

 

 

P.S.「これが抜けてるよ!」みたいなのがあれば、コメントで教えて頂けると嬉しいですm(_ _)m

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