【アフィリエイター】税金の実際例(計算とシミュレーション)

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(個人事業主な)専業アフィリエイターが払う税金の実際例を計算&シミュレーションしてみる。

※税金の種類については以下ページを参照されたし!

アフィリエイター(個人事業主)が納めないといけない税金の種類などについてメモ。 アフィリエイトと言えど「事業」だから、税金は払わないと...

計算式

それぞれの税金の計算式は、(ザックリと)以下のような感じになる。

  • 所得税 = 課税所得 × 所得税率
  • 住民税 = 課税所得 × 10%
  • 国民健康保険料 = 所得 × 保険料率
  • 国民年金保険料 = 196,560円/年(16,380円/月 × 12ヶ月)※定額
  • 個人事業税 = (所得 ー 290万)× 個人事業税率
  • 消費税 = 受け取った消費税 ー 支払った消費税(「原則課税」の場合)
    (消費税の計算は色々ややこしいから「消費税 計算」とかでググれカス)

ちなみに「所得」と「課税所得」というのは意味が全然違うので注意。

所得 = 収入 ー 経費

課税所得所得 ー 所得控除

(「課税所得」は、「所得」から「所得控除」を差し引いた金額のこと)

シミュレーション&計算

アフィリエイト3年目のSさんの、2016年度のアフィリエイト事業を(ザックリと)以下のように仮定する。

  • Sさんプロフ:
    • 職業:専業アフィリエイター
    • 住居:大阪市
    • 結婚歴:独身
    • 備考:2014年度の売上が1,000万を超えている
  • 2016年度の収支内訳:
    • アフィリエイト収入(売上):1,000万
    • 経費:100万
    • 所得控除:88万(基礎控除38万+社会保険料控除50万)
    • 申告方法:青色(65万
    • 所得:900万1,000万100万
    • 課税所得:747万(900万88万65万

これらから、各税金額をザックリ算出すると、

  • 所得税:108万円
  • 住民税:74万円
  • 国民健康保険料:73万円
  • 国民年金:19万円
  • 個人事業税:30万円
  • 消費税:40万円
  • 合計:344万円

って感じになる。

所得が「900万」で、税金が「344万」だから、ほぼ4割が税金で持って行かれる計算。

「高すぎワロタ」って書こうと思ったけど、逆に高すぎて全然笑えないな!

ハッハッハ!(^◇^)

所得税

所得税は、以下の表から算出できる。

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▲所得税の税率(平成27年分以降)
引用:No.2260 所得税の税率|所得税|国税庁

課税所得が「747万」の場合、

所得税 = 747万円 × 23% ー 63.6万円 = 108.21万円

って感じになる。

住民税

所得税は、(自治体によって多少の上下があるかもしれんが)全国で一律10%。

なので、課税所得が「747万」の場合、

住民税 = 747万円 × 10% = 74.7万円

って感じになる。

※住民税の場合、基礎控除は「33万円」になるけど、今回はザックリした計算なので「38万円」として計算しておる( ˇωˇ )

国民健康保険料

国民健康保険料は、各自治体が勝手に決めてるものだから、自治体によって全く違う。

しかし、各自治体のホームページに行けば、「国民健康保険料_算出.xls」みたいなエクセルファイルが用意されてると思うから、それを使って計算すれば良い。

大阪市の場合、このページ(大阪市市民の方へ 国民健康保険料の計算方法等)からエクセルファイルをダウンロードできる。

それで、計算してみると↓、

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▲「8,350,000円」=「900万(所得) ー 65万(青色申告特別控除)」

73万/年」になる。

大阪市の場合、「73万/年」が上限だから、余裕で上限ですな。(所得が「650万」くらいで既に上限に達するっぽい)

国民健康保険料は、「課税所得」に対してじゃなくて、「所得」対して掛けられるから、「経費を使う」くらいしか節税の余地がない

中途半端に稼ぎがある(所得400~800万くらい)は、めちゃくちゃ高い保険料を払わせられる。

9日に1日は保険料の為に働いてる計算になる。。

国民年金保険料

国民年金は、所得に関わらず誰でも定額だから、計算する必要はない。

2016年度(平成28年)の場合、一括払いすると「191,030円」になるっぽい。

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▲引用:国民年金前納割引制度(口座振替 前納)について|日本年金機構

個人事業税

個人事業税は、290万以上の所得に対して掛かる税金。

所得が「900万」の場合、

個人事業税 = (900万 ー 290万)× 5% = 30.5万
※アフィリエイトの場合、税率5%

って感じになる。

※「個人事業税」は「国民年金保険料」と違って、「青色申告特別控除(65万)」が適用されない。つらたんである。(その代わり290万控除があるが)

このページは、 「アフィリエイトは個人事業税の対象なのか?」 ってのを書いた記事。 ※個人事業税は「所得2...

消費税

消費税は、「課税売上が1,000万を超えた場合2年後に納める必要がある」。

だからこの場合、「Sさんの2014年の課税売上が「1,000万」を超えているか」が、消費税が掛かるかのポイントになる。

Sさんの2014年の売上は1,000万を超えていると仮定しているから、2016年度は消費税を払わなくてはいけない。悲惨である。

ちなみに、消費税を納める義務がある事業者のことを「課税事業者」って呼ぶ。

なのでこの場合、Sさんは2016年から「課税事業者」ということになる。

消費税を納める方法として、

  • 「原則課税」
  • 簡易課税

の2種類があるが、ここでは「簡易課税」で納めるものとして計算してみる。

アフィリエイトの場合は、経費の割合がめちゃくちゃ少ないから(たぶん)「簡易課税」で納めた方が得するし、確定申告が格段に楽ちんだから、「簡易課税」を選択した方が良いと思われ。

あと、「簡易課税」を選択する場合は、税務署に申請しないとダメっぽい。

簡易課税」での「消費税」は以下の式↓で求められる。

消費税 = (課税売上 × 消費税) ー (課税売上 × 消費税 ×みなし仕入れ率)
※「みなし仕入れ率」は、アフィリエイトの場合「サービス業」にあたるので「50%

数値を当てはめると↓、

消費税 =(1,000万 × 8%) ー (1,000万 × 8% × 50%)
   =80万 ー 40万
   =40万

って感じになる。

つまり、アフィリエイトの場合は、課税売上の4%を消費税で持って行かれるってことダナ!

ここでは分かりやすいように、収入(売上)の全ての「課税売上」(1,000万)としているが、Google Adsenseなどの「非課税売上」がある場合は、「課税売上」には含めない。

(例えば、

  • A8net:900万/年
  • Google Adsense:100万/年

ってな場合、課税売上となるのは「900万」だけ。)

節税してみる

①所得控除を上げて計算し直す

税金額が高すぎるから、

  • 小規模企業共済:84万/年
  • 確定拠出年金:81.6万/年
  • ふるさと納税:20万/年
  • 地震保険料控除:5万/年
  • 生命保険料控除:12万/年

って感じで、所得控除を「200万」増やして(ザックリ)計算し直してみると、

  • 所得税:108万円 → 67万円(▲41万)
  • 住民税:74万円 → 54万円(▲20万)
  • 国民健康保険料:73万円
  • 国民年金:19万円
  • 個人事業税:30万円
  • 消費税:40万円
  • 合計:344万円 → 283万円(▲61万)

って感じになる。

このように、所得控除を「200万」増やすと「61万」も節税できる。(元々の所得によりよりだけど)

もし、金に余裕があるんなら、「所得控除」を出来るだけ上げるようにした方が良いという事ダナー。

アフィリエイターが絶対に活用すべき「所得控除制度」をメモっとく。 ※この記事を書いてる人は「専業アフィリエイター」です 個人事業主が...
まぁそもそも所得が1,000万もあるなら、法人化した方が良いと思うナー。

②経費を使いまくる

税金額が高すぎるから、

  • 経費:100万 → 300万

って感じで、経費を「200万」増やして(ザックリ)計算し直してみると、

  • 所得税:108万円 → 67万円(▲41万)
  • 住民税:74万円 → 54万円(▲20万)
  • 国民健康保険料:73万円 → 72万円(▲1万)
  • 国民年金:19万円
  • 個人事業税:30万円 → 20万円(▲10万)
  • 消費税:40万円
  • 合計:344万円 → 272万円(▲72万)

って感じになる。

先ほどの「所得控除」と同じく「200万」だが、「所得控除」で増やすより「経費」で使った方が節税効果が高いのである。

だから、なるべく経費を使った方が良い。

アフィリエイトで、経費として計上できる費用についてメモっとく。 アフィリエイター・ブロガーなどは参考にしてみてくだされ。 最初に 経費...
もう少し所得が低ければ、「国民健康保険料」が大幅に下がってかなり節税できるはずだけど、今回のケースのように、所得が高すぎる場合は効果が薄いですなー・・。。

まとめ

・計算式が分かると、「何を減らせば節税できるのか」が分かるから、覚えた方が良いかもしれない(?)

・所得が高くなるに連れて、税金の額もグンと上がってくるから、来年の税金分をしっかり貯金としかないと確実に死ぬ

・課税所得が「600万」とかを超えた時点で、税理士に相談した方が良いかもしれんね

・「経費」はなるべく使え!「所得控除」もなるべく増やせ!

おわり

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