「仕事がすべてPCで完結する個人事業主」に伝えたいのですが
「そんな個人事業主は深夜ガソスタでバイトすると超オトクだよ!」
・・みたいな話について書きます。
個人事業主が深夜ガソスタでバイトするメリット
結論からいうと、個人事業主が深夜ガソスタでバイトすると
- 国保料を節税できる
- バイトしつつ作業もできる
- 給与ももらえる
という3つのメリットを享受できます。
順番に説明します。
①国保料を節税できる
個人事業主の人は、国保に加入している人が多いと思いますが
国保って所得が600万円くらいしかなくても、国保料77万円を払わないといけないですよね。
(しかも、国保料の上限は年々上がっています)
ですが、深夜ガソスタでバイトして、社会保険(健康保険)に加入することができれば
国保に加入する必要がありません。
つまり、国保料77万円を払う必要がなくなるんです。
「え?
でも国保料は払わなくてもいいかもしれないけど、健康保険料は払わないといけないんでしょ?」
そのとおりなんですが
健康保険料は”給与所得”の金額によって決まるので、かなり激安になります。
例えば
- 深夜ガソスタでの収入:100万円
- 個人事業主としての収入:1,000万円
みたいな場合、100万円基準で健康保険料が決まるので、かなり激安になります。
(しかも健康保険料って会社が半分出してくれるので更にオトクです)
つまり、結局なにが言いたいかというと
深夜ガソスタでバイトして社会保険に加入できれば、クソ高い国保料を払わずに済むよ!
ということです。
②バイトしつつ作業もできる
深夜ガソスタのバイトは、基本的にボタンを押すだけです。
(ボタンを押すのは、給油しようとしている客が「危ないことをしていないか」を確認するためです。)
この動画を見てもらうと「本当にボタン押すだけじゃん」というのがわかると思います↓(1:03~)。
しかも、深夜のガソスタは人件費削減のために、基本的に1人しかいません。
なので、仕事さえしていれば、スマホをいじろうがパソコンをやろうが誰にも何も言われません。
つまり、パソコンでカタカタで仕事する系の個人事業主からすると
「本業の仕事をしつつ、ポチポチボタンを押しているだけでお金が貰える」という最高なバイトのわけです。
③給与をもらえる
最後に忘れてはならないのは、「働いた分だけ給与を貰える」という点です。
深夜ガソスタの場合、最低でも時給900円くらいもらえます。(地域によると思いますが)
しかも、個人事業主の場合、給与所得控除が丸々空いている人ばかりだと思うので
給与を非課税で受け取ることができます。
正直、金額的にはそこまで多くないと思いますけど、「非課税で丸々受け取れる」って結構デカいですよね。
個人事業主が深夜ガソスタでバイトするデメリット
逆にデメリットは
- 時間を拘束される
- 人間関係が面倒
(とは言っても、深夜ガソスタなら引き継ぎ時に少し話す程度だと思うので、そこまで人間関係はないと思いますが)
という2点くらいだと思います。
このようにメリットに対してデメリットがかなり小さいので「こりゃ働くしかねーな!」という感じもしますが
逆に
- 「わざわざ少しのお金欲しさにバイトする必要ある?」
- 「バイトする時間あるなら本業に時間を割いて、本業の収入上げた方が良くね?」
という気もするので、これは人それぞれだと思います。
個人事業主が深夜ガソスタでバイトするのに必要なもの
ここまで見てもらった個人事業主の方には
「深夜ガソスタのバイトって結構良いじゃん!」ということが分かっていただけたと思います。
というわけで、次は
- 「深夜ガソスタでバイトしてみたい!」
- 「でもバイトするためには何が必要なの?」
みたいな人向けに、深夜ガソスタでバイトするのに必要なものについて紹介したいと思います。
危険物取扱者資格(乙種4類)
セルフの深夜ガソスタでバイトするには
「危険物取扱者(乙種4類)」という国家資格が必須です。
ガソリンなどの危険物を扱うところでは、「危険物取扱者を最低1人設置してね!」みたいな法律があるからです。
なので資格を持っていないなら、取得する必要があります。
○危険物取扱者資格(乙種4類)の取得難易度は?
乙4の資格は、大体2週間くらい勉強すれば誰でも取れると思うので、「深夜のガソスタでバイトしたい!」という人はガンバって勉強しましょう。
(ぼくは機械系の出身ですが、過去問を1冊やっただけで受かりました)
ノートパソコン
- ノートパソコン
- タブレット
これらがないと作業ができないので、絶対に必要です。
モバイルWi-Fiルーター
外でもネットができるようにする奴です。
これも絶対に必要。
バイク or 車 or 自転車・・etc(移動手段)
ガソスタまでの移動手段。
- バイク
- 車
- 自転車
持っていないなら用意します。
普通自動車免許
「レンタカー業務もやってます!」みたいなガソスタだと
「普通自動車免許」も必須のところがあるらしいので注意です。
深夜ガソスタバイトの探し方
次に
- 「深夜ガソスタバイトってどうやって探したらいいの?」
みたいな人向けに、具体的な探し方について紹介したいと思います。
求人サイト=どこでもいい
使う求人サイトはどんなサイトでもいいです。
例えば、タウンワークなら
で検索すると
以下のような深夜ガソスタ案件を見つけることができます↓。
▲「監視が主業務」みたいに書いているのがポイント |
応募後は、応募先から「面接いつにします?」などの電話やメールがくるので
自分の都合の良い日を伝えて当日に備えます。
○おすすめの求人サイト
ダントツで深夜ガソスタの求人数が多いのは「タウンワーク」だと思いますけど、タウンワークで見つからない場合は
・Googleで「ガソスタ 深夜 バイト 監視 ○○(地域の名前)」などのワードでググる
・Indeed(ネット上にある求人情報を一括で検索できるサービス)で「ガソリンスタンド 監視」などで検索する
という方法も有効だと思います。
店のエリアがハッキリ分かれているガソスタ → おすすめ
ガソスタによっては
- 「お客のエリア」と「従業員のエリア」のハッキリ分かれていないガソスタ
- 「お客のエリア」と「従業員のエリア」のハッキリ分かれているガソスタ(ドアなどで仕切られている)
の2種類があります。
前者の場合、お客が入ってきたときに見られてしまうので
できれば後者のタイプのガソスタがオススメです。
なので応募する前に、事前にガソスタを訪れて「中がどうなっているか」を確認しておいたほうが良いかもしれません。
(Googleマップを活用しても良し)
仕事=ボタン押すだけ?
ガソスタによっては
- 洗車
- レンタカー配車
- ポイントカード・クレジットカードの作成(ノルマもあり?)
などの業務もあるところもあります。
こういう業務もあると、忙しい日があるかもしれないので
忙しい
↓
本業の作業に集中できない
↓
じゃあそもそも働く意味ないじゃん
という話になってしまうかもしれません。
なので、「仕事=ボタン押すだけ?」なのかは確認しておいた方が良いかもしれません。
○掃除=絶対
ちなみに、「仕事=ボタン押すだけ」と言っても、「店内の清掃」だけはどこのガソスタでも絶対にやらされるみたいなので、こればかりは我慢するしかないと思います。
あと、ローリーによるガソリンの受け入れ作業も。
大手より個人
大手のガソスタだと
- 洗車
- レンタカー配車
- ポイントカード・クレジットカードの作成(ノルマもあり?)
みたいな”面倒くさい雑務”が多い可能性が高いので、基本的に「個人が細々とやっているようなガソスタ」のほうが良いかもしれません。
(といっても、個人で深夜営業しているガソスタなんて、本当に激レアだと思いますが・・。)
仕事=1人?
もしかしたら、深夜でも2人勤務のガソスタもあるかもしれないので
事前にガソスタを深夜に訪れて「1人で勤務しているか?」を確認しておいたほうが良いかもしれません。
深夜ガソスタで働きたい人向けの情報あれこれ
あれこれ書きます。
深夜ガソスタのバイト=人気
ガソスタの深夜バイトは人気があるらしく、求人が出ても割とすぐに無くなります。
ぼくの場合、「希望の求人に出くわす」→「他の人に先を越される」というのが3回くらいありましたし
面接も、「複数人同時に面接」みたいなのが何回もありました。
なので、自分に合う求人を見つけたらソッコー応募した方が良いかもです。
ガソスタ深夜バイトって、ガチで人気っぽいらしく、もはや面接にすら辿り着けない・・
— とんまあ@アフィカス (@tonnmaa) 2017年7月18日
ガソスタの深夜バイト、全然見つからねえ・・_:(´ཀ`」 ∠):_
— とんまあ@アフィカス (@tonnmaa) 2017年3月3日
深夜ガソスタのバイト=減少傾向・・?
昨今、ガソスタの経営が厳しいらしいです。
参考:1L=150円 それでもガソリンスタンドが消える:日本経済新聞
経営が厳しい理由は、ザックリ次の5つの理由らしく、
- 日本人の車離れ
- 主に若者
- 車の低燃費化
- ハイブリッド車が主流になってきていたり
- 原油価格の高騰(最近はシェールガスのお陰で安くなっているけど・・?)
- 販売価格を高くするとユーザーが買ってくれない
→ 安く販売するしかない
→ 儲からない
- 販売価格を高くするとユーザーが買ってくれない
- ガソスタに設置されているタンクへの法規制(消防法)がキツくなったため
- 詳しくはこのPDF参照
- 不景気
そして、経営が厳しいせいで
ガソスタが全体的に減ってきている
(さらに、生き残っているガソスタの中でも「深夜に営業しても儲からないからやめよう」というガソスタが増えている)
↓
結果的に、深夜ガソスタのバイト案件も減る
という理屈で、深夜ガソスタのバイト案件も減っているらしいです。
なので今現在、「給油ボタンを押すだけでOK!!」みたいな内容で、深夜のバイトを募集しているガソスタは
- 「交通量が多い地域だから、深夜に営業しても儲かる!」
- 「石油の卸値が安いから、深夜に営業しても儲かる!」
- 「洗車やレンタカー業務などで儲けるから、深夜に営業しても儲かる!」
みたいな、”なんらかの理由”があるガソスタだけだと思われます。
(例えば、人口が少ない田舎では、深夜営業しているガソスタはほぼ存在しないと思われます)
つまり、何が言いたいかというと
今の時代、「給油ボタンを押すだけでOK!!」みたいな深夜ガソスタバイト案件は、ガチャで言ったらUR(ウルトラレア)くらいのレア度なので、頑張って探そう!
そして、(さきほど書いたように)ガソスタのバイトは競争が激しいので、頑張って競争に勝ち抜こう!
ということです。
先週、ガソスタの深夜バイトの面接を受けてきたんだけど、見事に落ちた・・
— とんまあ@アフィカス (@tonnmaa) 2017年7月13日
まとめ
というわけで色々書いたんですが、一言でまとめると
個人事業主が深夜ガソスタでバイトすると人生捗るよ!
って話でした。
おわり
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