キャッシュバックは一時所得・雑所得・事業所得のいずれかになる

大手キャリア(auやSoftBankなど)でMNPすると、

○○,○○○円キャッシュバック!!

みたいなキャンペーンが適用されたりする。

▲こういうの

この時に貰える「○○,○○○円」というキャッシュバックは

  • 一時所得
  • 雑所得
  • 事業所得

のいずれかの所得区分になる。

「なんでそうなるの?」って人向けに、解説したいとおもいます。

キャッシュバックの所得区分

一時所得になる場合

契約した人に無条件で「○○,○○○円キャッシュバック!!」みたいな場合は、「一時所得」に該当する。

一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。
この所得には、次のようなものがあります。

(1)懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)
(2)競馬や競輪の払戻金
(3)生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等
(4)法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものは除きます。)
(5)遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等

引用:No.1490 一時所得

これ↑の、(4)法人から贈与された金品に該当すると思われる。

事業所得になる場合

例えば、スマホを事業用として使用する人もいると思うけど、

事業用に使用するスマホを買った際にもらえるキャッシュバックは「事業所得」になる。

逆に言えば、プライベートでのみ使用する商品を買った際にもらえるキャッシュバックは、「事業所得」には該当しない。

雑所得になる場合

「一時所得」の条件に該当せず、「事業所得」にも該当しなかった場合は、「雑所得」になる。

具体的に言うと、以下の3つの条件を1つでもクリアできないなら「一時所得」には該当しない。

  1. 営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得であること
    • 例えば、キャッシュバックを何回も繰り返し、キャッシュバックだけで生計を立てれるくらい稼いでる場合など
  2. 労務や役務の対価としての性質を有しないこと
    • 例えば、「○○をしてくれたら○○,○○○円キャッシュバックをしますよ!」などのキャッシュバックの条件がある場合
  3. 資産の譲渡による対価としての性質を有しないこと
    • 例えば、「○○,○○○円の商品を○○個買ってくれるごとに○○,○○○円キャッシュバックをしますよ!」などのキャッシュバックの条件がある場合

そして、事業に関連するキャッシュバックでない場合は「事業所得」にも該当しない。

というわけで、「一時所得」にも「事業所得」にも該当しない場合は、「雑所得」になる。

税務署によって見解が違う?

「事業所得」に該当する場合は、シンプルで分かりやすいのだが、

「雑所得」と「一時所得」は税務署によって

「これは雑所得だ」
「いや一時所得だ」
「うーん、どっちだろう・・」

という風に見解が違うらしい。
(実際に何ヶ所かの税務署に電話してみたら、税務署員によって答えが違った)

詳しく知りたい人は、自分の担当の税務署に「このキャッシュバックはどの所得区分になるの?」って訊いた方が良いと思われ。

おわり

※2017年9月追記:記事の内容を大幅に更新しました。前の記事内容はこちら(内容が間違いだらけでした。すみません・・)

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