稼ぎすぎた翌年は、税金で死にます。
稼ぎすぎた翌年 = 税金で死ぬ
例えば、2018年に、アフィリエイトで1,200万円稼げたとします。
すると、翌年(2019年)に支払う税金は、
- 所得税:
→1,200万円 × 33% ー 153.6万円 ≒ 243万円
- 住民税:
→1,200万円 × 10%=120万円
- 国民健康保険:
→73万円
- 個人事業税:
→(1,200万円 ー 290万円)× 5% ≒ 45万円
- 予定納税:
→243万円 × 2/3 = 162万円
合計:643万円
※分かりやすくするために、経費=0円、所得控除=0円として計算してます
みたいな感じになります。
1,200万円のうち、643万円なので、5割くらいは税金で持って行かれる計算です。
「稼ぎすぎた翌年はきちんとお金を残しておこう!」と言う人がよくいますが、
こういう理由があるからです。
長期的に見ると → 税金はもっと安い
ただ、長期的に見ると、
- 国民健康保険は「社会保険控除」にできる
→なので2019年の所得によっては、2020年に支払う税金を安くできる
- 予定納税は「所得税」の先払い
→なので2019年の所得によっては、2020年に支払う所得税を安くできるし、2018年より所得が低ければ、払ったお金の一部が帰ってくる
- 個人事業税は経費にできる
→なので2019年の所得によっては、2020年に支払う税金を安くできる
という風に、
翌年支払った税金の中には、
翌々年の税金を安くするのに使える税金があります。
なので、
- 2018年:1,200万円
- 2019年:1,200万円
- 2020年:1,200万円
という風に、「3年連続で1,200万円を稼いでいるよ!」みたいな場合、
2020年に支払う税金は、
- 所得税:
→(1,200万円 ー 45万円 ー 73万円)× 33% ー 153.6万円 ー162万円 ≒ 41万円
- 住民税:
→(1,200万円 ー 45万円 ー 73万円) × 10%=107万円
- 国民健康保険:
→73万円
- 個人事業税:
→(1,200万円 ー 45万円 ー 290万円)× 5% ≒ 43万円
- 予定納税:
→243万円 × 2/3 = 162万円
合計:426万円
※分かりやすくするために、経費=0円、所得控除=0円として計算してます
みたいな感じで、2019年に支払った税金分、安くできます。
(特に、予定納税で支払った分が丸々安くなるのでかなりデカイ)
同じ1,200万円を稼いでるのに、
- 2019年に支払う税金:643万円
- 2020年に支払う税金:426万円
という感じで、200万円くらい違うのです。
税金って不思議ですね!
ちなみにですが、
- 2018年:1,200万円
- 2019年:1,200万円
- 2020年:1,200万円
という場合、2018年に売上が1,000万円を超えているので、2020年から消費税も支払わなければいけない可能性があります。
まとめ
というわけで、何が言いたかったかと言うと、
・一気に稼ぎすぎた翌年は、税金でめちゃくちゃ持って行かれるので、稼いだ金額の半分は貯金しておこうね!
・でも、支払った税金は翌年以降の税金を安くするのに使えるから、そこまで悲観する必要もないかもね!
みたいな話でした。
おわり
おすすめ:
追記:
間違いがあったので、いろいろ修正しました。
@tonnmaa こんにちは。ブログ読んだんですが、(1,200万円ー153.6万円)×33%≒345万円 →(1,200万円×33%)ー153.6万円=2,424,000円じゃないです?一応シミュレーションサイトでも確認してみました。
— パソ活 (@tattitaipingu) August 1, 2018
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