税金の支払い期限が過ぎた場合|すぐに払えば延滞税はかからない?どうなるの?

先日、税金(予定納税と国保)を期限までに支払うのを忘れてしまっていた。

 

「やべー、これ延滞税とかかかるんじゃねーの?」と思って

  • 「支払い期限までに支払わなかったらどうなるのか?」
  • 「延滞税としていくら払わないといけないのか?」
  • 「すぐに払えば延滞税は付かないのか?」

などを調べたので、どうせなのでそれをメモしておきます。

支払い期限までに支払わなかったらどうなる?

支払い期限までに支払わなかった場合、

以下のどちらの税金も

  • 国税(消費税、所得税など)
  • 地方税(住民税、個人事業税、国保)

 

「払えやカス」と催促されるのはもちろんのことだけど

  • 本来支払わないといけない分 + 延滞税

という感じで「期日までに払わなかったんだからその期間分の延滞税払え」となってしまう。

ちなみに、国税と地方税で、延滞税の呼び名が以下のように違うらしいのですが

  • 国税:延滞税
  • 地方税:延滞金

このページでは、延滞税という名前で統一することにします。

延滞税としていくら払わないといけない?

延滞税は

・延滞した日数/365日 × 延滞税率 × 延滞した金額 = 延滞税

という感じの計算式で決まるらしい。(国税も地方税も同じ)

 

だけど

・延滞税が1,000円未満の場合は払わなくていい

みたいなルールもあるらしいので、滞納した日数が短い場合は、払わなくて済む場合が多いらしい。(これについても国税も地方税も同じ)

 

例えば、「2018年度の所得税30万円を40日間滞納してしまった!」みたいな場合、

30万円 × 40日/365日 × 2.6% ≒ 854円

※延滞税率はこちらのページが詳しいです

みたいな感じになり、「1,000円未満だから払わなくていいよね!」となります。

 

つまり

「滞納金額がスゲー高額だよ!」

「滞納日数がスゲー長いよ!」

みたいな場合でない限り、延滞税は払わなくてもいいケースがほとんどらしい。

ちなみに、「なんで1,000円未満だと払わなくていいの?」というと

徴収したところで大した税収にならないし、徴収コストのほうが高いからだと思われます。

延滞税率=2か月目以降は高い

延滞税率は

  • 最初の2か月:2.6%
  • その後:8.9%

という感じで、「最初の2か月は税率を低くしてやるけど、そのあとはクソ高くしてやるから覚悟しろよ?」というスタンスらしいので、絶対に2か月以内には払ったほうが良いです。

8.9%とかボッタくりですよ。

ちなみに、地方税の場合は

  • 最初の1か月:2.6%
  • その後:8.9%

という感じで、税率が安い期間が「1か月まで」になるらしいです。

まとめ

というわけでまとめると

・税金を滞納すると、「延滞税」みたいなお金を余分にとられる

・でも「延滞税が1,000円未満の場合は払わなくていいよ!」というルールがあるので、1~30日くらいは滞納しても延滞税はかからない場合が多い(滞納してる金額にもよるが)

という感じでした。

 

 

おわり

 

 

関連確定申告での延滞税の具体的な計算方法【3年・5年・7年滞納した場合】

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