MFクラウド(現:マネーフォワードクラウド)を使い始めてから3年。
今年もお陰様で、青色(65)で申告を終わらすことができました。
ありがとう、マネーフォワード。
ただ正直なところ、使い始めた当初は「MFクラウド超使いやすいじゃん!これ以外ありえないじゃん!」と絶賛していたんですが
使い始めて3年も経つと「結構ダメなところもあるんだな」ということに気づきました。
というわけでこの記事では、3年使って分かったMFクラウドの
- メリット
- デメリット
について書きたいとおもいます。
MFクラウドのデメリット
まずデメリットから。
確定申告書 第3表に対応していない
FXなどで稼いだ人は、確定申告書 第3表に「いくら稼いだよ!」みたいなのを書かないといけません。
「FXのような分離課税で稼いだ分は確定申告書 第3表に分けて書こうね!」ってことになってるので。
ですが、MFクラウドは確定申告書 第3表に対応していません。
なので、FXなどで稼いでしまった場合は
- 確定申告書 第3表
- 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
などを自分で用意する必要があります。
しかも、第3表に合わせて第1表も書き直さないといけないで、控えめに言っても「めんどくせえええええええ」と叫びたくなります(実体験)。
\僕が提出した実際の種類です/
▲確定申告書 第3表 | ▲先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書 |
いやマジでさ
第3表の機能なんてさ、結構需要あるだろうにさ、なんで実装してないの?
一気にマネーフォワードへの愛が冷めたよ・・。
消費税申告に対応していない
課税売上が1,000万円ある人は、2年後に消費税の申告をしないといけません。
で、消費税の申告って「消費税の申告書」という紙キレを、追加で提出しないといけないんですが
MFクラウドでは「消費税の申告書」に対応していません。
なので、自分で「消費税の申告書」を用意する必要があります。
え?
ありえなくね?
というものですね、
MFクラウドって仕訳する際に「税区分」を設定して仕訳できたりするんですよ。
なので、普通は「対応してるんだな」って思うじゃないですか。
そしたらまさかの非対応ですよ。
まじかよマネーフォワード。何考えてんだ。
消費税申告とかさ、あんまり需要ないかもしれないけどさ
税区分を設定できるようにしてるんだから、機能的にはすぐに実装できるもんじゃねーの?
だって税区分を仕訳できるようにしているってことは
- 今年は売上でこれだけ消費税を預かった
- 今年は仕入れとしてこれだけ消費税を使った
という情報はすでに分かってるわけでしょ?
わけわかんねー
MFクラウドのメリット
逆にメリットは
- UIが使いやすい
- 特に簿記をある程度理解できている人からするとすごく使いやすい(freeeは初心者向けすぎて逆に使いにくい)
- 無料会員になってもデータが消えない(=料金が激安)
- 他のクラウド会計ソフトは、無料会員になるとデータがすべて削除されるので、ずーーーっと有料会員になっておく必要があるけど、MFクラウドは無料会員に戻ったとしてもデータは削除されない。
- なので「1ヶ月だけ有料会員になって1ヶ月で作業をすべて終わらす」みたいなことでできちゃうわけで、その場合は料金が
800円/月(2019年7月追記:1,280円/月に値上げされました泣)しかかからない。超激安。 - あと年契約したとしても普通に安い。
の2つだと思います。
それ以外は特にありません。
というかまぁ、会計ソフトなんてどれも「確定申告を終わらせる」ことだけを目的に作られたソフトなので、まぁそこまで大きな違いなんてないですわな。
まとめ
3年前は「MFクラウド一択だろ!」と思ってたんですが、もし今の知識を持ったまま確定申告ソフトを選び直すなら
- freeee
- MFクラウド
のどちらかスゲー迷いますね・・
MFクラウドのデメリットを考慮すると「多少UIが使いにくくてもfreeeの方が機能的には優れてるな」という気がするので・・。
まぁでも、ソフトを移行するのって面倒ですし
なんだかんだで、MFクラウドのほうが
- 安いし、
- UIも使いやすいし、
- 会社としても好きだし、
って感じなので、これからもMFクラウドを愛用したいと思います。
そんな感じです。
おわり
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