確定と発生の違い
アフィリエイトには
- 発生:あなたのアフィリエイトリンク経由で申し込みが入った状態
- 確定:発生に対してお金を払ってもらえることが確定した状態
という2つの概念があります。
例えば、Amazonプライムの紹介料は500円です。(2018年10月現在)
このアフィリエイトリンク↓経由で、Amazonプライムに登録してもらったら僕に500円が入ります。
登録してくれた時点で、僕に500円が”発生”するわけです。
(「僕経由で登録されたよ!」みたいな状態になる)
そしてAmazonの場合、「登録してくれた時点で500円払うよ」というルールにしてくれてるので、登録と同時に500円がもらえることが”確定”します。
(「1ヶ月後の月末に500円振り込んだるわ!」みたいな状態になる)
つまり、
という流れです。
広告主によって → 確定の条件が違う
しかし、広告主によっては、
- 「登録してくれたお客が、3ヶ月以上継続して登録してくれた時点で500円払うよ!」
- 「登録してくれたお客が、有料のビデオレンタルを1,000円以上使ってくれた時点で500円払うよ!」
という風に「確定の条件」を設定していることがあります。
というか、ほとんどの広告主は「確定の条件」を設定しています。
アフィリエイターからすると「なんで確定の条件なんかあるんだよ!」と思うかもしれませんが、
これは広告主からしたら当たり前の話なんです。
例えば
- 登録してから1ヶ月で退会するユーザー
- 登録してから10年以上登録してくれるユーザー
という2人のユーザーが居た場合、広告主からすれば、もちろん後者のような”優良なお客”を送客してほしいわけですが
「確定の条件」を設けないと、↓のような「金さえ稼げれば何でもOK!」というクソアフィリエイターの餌食になってしまい、前者のような”クソ客”をたくさん送客されてしまいます。
「無料期間が終わったらすぐに解約しましょう!」みたいなクソ訴求してるアフィリエイターいるよね #僕です
— とんまあ@アフィカス (@tonnmaa) August 4, 2018
つまり
Amazonのような「送客してくれた時点でお金を払ったるわ!」という広告主が太っ腹なだけで
大抵の広告主は「クソみたいなユーザーを送客しやがるアフィリエイターには金は払わねえぞ!優良なユーザーを送客しろよ!?」というスタンスなわけです。
承認 → 月に1回
発生が確定した時点で、アフィリエイターは「お金がもらえるぜ!やったー!」という状態になるわけですが
広告主が「発生を確定するかどうか」をチェックする作業のことを「承認作業」と呼びます。
- 発生にお金を払わない場合:発生を否認する
- 発生にお金を払う場合:発生を承認する
この承認作業は通常、月に1回行われます。(大抵の広告主は月末に承認作業を行います)
Amazonの場合は、月初に自動的にすべての発生を承認してくれますが、ほとんどの広告主は一つ一つの発生に対して人力で「発生を確定するかどうか」をポチポチ決めていきます。
なので、承認作業が行われる期間になると、アフィリエイターたちはソワソワします↓。
そろそろ承認作業が始まってくる感じかな。今月もたのむぅ(@_@;)
— 半兵衛@うさぎ侍 (@hanbei3104) February 27, 2018
少しずつ月末承認作業がはじまっててソワソワしてる。
毎月この時間帯は慣れませんね。— さくらます@1日に2日働くブロガー (@sakuramass_) February 27, 2018
今月は全然承認作業進んでない、はよぅ
— ひーやん (@mysitus) December 14, 2017
「何ヶ月も承認作業を行わない」というクソな広告主もいたり↓。
何ヶ月も承認作業を保留にしとく業者ってどういうつもりなんだろ😡
— あふぃる優 (@afiruyu) 2017年9月15日
確定条件の見方
例えば、A8netだと以下のような感じで「確定条件」が書かれています。
![]() |
成果条件:「この条件を満たした場合だけ確定してやるよ」という条件 否認条件:「こんな客を送りやがったら承認しねえぞ」という条件 |
いくら発生したとしても、そもそも承認してもらえないとお金がもらえないので
「どうやったら確定されるのか」は絶対に確認しておいたほうが良いです。
実際、ほとんどのアフィリエイターは確定の条件を見てから「どの案件を紹介するか」を決めてるようです↓。
【アンケートにご協力ください】ASPアフィリエイトの案件を選ぶ際に、「成果条件」と「否認条件」を
— ボブ⛑@廃墟探索しようズ (@BOBSUB06) August 17, 2018
確定率(一部ASPのみ)
ASPによっては「確定率」も見れたりします。
確定率とは、「発生に対してどれだけ確定されているか」をパーセントで表したものです。
同じようなジャンルでも「発生はすべて確定するよ!」という神みたいな広告主もいれば↓
ぜんぜん確定してくれないウンチ広告主もいます↓。
もちろん、確定率が低いのは「アフィリエイターが確定条件を満たす客を送客していないから」というのも理由の1つだと思いますけど
「確定の条件を満たしているのに広告費を払いたくないから否認する」というクソみたいなことをしてくる広告主もいるので、広告主の見極めは大事です↓。
これはスクショ案件 pic.twitter.com/dY3Bb32BFV
— NAE@ガジェットレビュー『2ミニッツ』 (@naenotenet) June 29, 2018
参考:ランク特典|A8.net
確定 → 売上として計上
最後に税務的な話です。
売上計上=「ASPが振り込んだるわ」となった時点
売上として計上するのは、ASPから「○ヶ月後に報酬として振り込んでやるよ!」となった時点です。
例えば、
- Google Adsenseでは・・・
→確定が8,000円を超えた時点で「○ヶ月後に報酬として振り込んでやるよ!」となるので、8,000円を超えた時点で売上を計上する
- バリューコマースでは・・・
→確定が1,000円を超えた時点で「○ヶ月後に報酬として振り込んでやるよ!」となるので、1,000円を超えた時点で売上を計上する
という感じです。
詳しくはこちら↓。


売上=まとめて計上する
売上は「実現主義」で計上すればいいので、月の売上を一気に計上してOKです。
詳しくはこちら↓。

おわり
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