ふるさと納税の仕訳方法【仕訳しなくていい?】

ふるさと納税の仕訳方法についてメモ。

事業用の口座・現金で支払ったのなら仕訳する

ふるさと納税の金額を、

  • 「事業用の口座」
  • 「事業用の現金」

で支払ったのなら、仕訳する必要がある。

 

以下、仕訳例。

ケース①

前提:
・10月1日に30,000円分のふるさと納税を申し込んだ。
・支払いはクレジット(事業用口座引き落とし)で行った。(クレジットの引き落とし日は翌月5日)

仕訳例:

  • 10月1日 :(借方)事業主貸30,000円 / (貸方)未払金30,000円
  • 11月5日 :(借方)未払金30,000円 / (貸方)普通預金30,000円

ケース②

前提:
・10月1日に30,000円分のふるさと納税を申し込んだ。
・支払いは事業用の銀行から振り込んだ。

仕訳例:

  • 10月1日 :(借方)事業主貸30,000円 / (貸方)普通預金30,000円

ケース③

前提:
・10月1日に30,000円分のふるさと納税を申し込んだ。
・支払いはクレジット(個人用口座引き落とし)で行った。(クレジットの引き落とし日は翌月5日)

仕訳例:

  • 仕訳の必要なし!

ケース④

前提:
・10月1日に30,000円分のふるさと納税を申し込んだ。
・支払いは個人用の銀行から振り込んだ。

仕訳例:

  • 仕訳の必要なし!

 

つまり、「事業主貸」で仕訳すれば良い。

あと、補助科目で「ふるさと納税」とか記載しとけば、後から集計しやすいと思う。

プライベート用の口座・現金で支払ったのなら仕訳しない

ふるさと納税の金額を、

  • 「プライベート用の口座」
  • 「プライベートの現金」

などで支払ったのなら仕訳する必要なし。

 

 

おわり

 

 

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