先日、楽天のスーパーセールが開催されていたので
「おっしゃ!ポイントがMAXもらえるから10万円分寄付したろ!」
と思って10個の自治体に寄付したんだけど、寄付したあとに寄付の住所を間違えていたことに気付いて絶望した。
具体的には
- ○:102号
- ✕:201号
という感じの「マンションの部屋番号」の住所間違い。
最初、
「もしかして住所を間違ってしまったら、返礼品が受け取れない上に、寄付金控除も受けれなくなるのか・・?
おいおい、10万円分も寄付したのにヤバイだろ・・
どうすりゃいいんだ・・マジヤベー・・」
とか思ってたんだけど、なんとかなった。
すごく面倒くさいことになったけど。
というわけで
僕のように「ふるさと納税したけど住所を間違っちゃった!」みたいな人向けに、こういうときどうすれば良いのかをメモしておきます。
確定申告する人
まず、「確定申告する人で住所間違いをした場合」についてです。
確定申告する予定の人で、住所を間違ってしまった場合、
- 寄付証明書の住所が違っていると、確定申告に使えないし、
- 返礼品の住所が間違ったままだと、返礼品を受け取れない。
というダブルパンチを食らってしまいますが
このダブルパンチは、寄付した自治体に対して、
- 「寄付証明書の住所を正しい住所にして送付下さい!」
- 「返礼品の送付先も正しい住所宛てに送って下さい!」
とお願いすれば回避することができます。
寄付証明書を発行するのも自治体だし、返礼品を送付するのも自治体なので。
というわけで
以下、寄付した自治体に送るメールのサンプルです。(赤字の部分を書き換えて下さい)
○○市△△町
ふるさと納税担当者様山田と申します。
いきなり本題で恐縮ですが、2018年3月1日に楽天ふるさと納税で「○○○○○○」という商品を寄付(購入)させて頂いたのですが、その際、住所を間違えて注文してしまいました。
ですので、お手数をおかけしますが、
・返礼品の送付先
・寄付証明証上記2つを正しい住所で対応していただく、よろしくお願い申し上げます。
・正しい住所(○):東京都○○○○ △△△号
・誤った住所(✕):東京都○○○○ ✕✕✕号
なお、私の申し込み情報は下記となります。
注文番号:○○○○○-○○○○○○○-○○○○○○○
注文日時:2018-03-01 ○○:○○:○○
ただし、自治体によっては、
「寄付金受領証明書の住所も返礼品の発送先も新住所で対応しとくわ!」
と全て対応してくれる自治体もあったけど↓、
○○様
○○市△△町 ふるさと納税へご寄附頂き、誠にありがとうございます。
受付担当 ○○と申します。ご連絡を頂きまして、ありがとうございます。
3通のメールを確認いたしました。————————
・返礼品の送付先
・寄付証明証上記2つを正しい住所で対応していただく、よろしくお願い申し上げます。
・正しい住所(○):東京都○○○○ 102号
・誤った住所(✕):東京都○○○○ 201号
—————————
との事ですね、承知しました。3件のお申し込みについて、当方にて注文者情報を変更し、
ご連絡いただいた情報にて寄附証明書を発行させていただきます。
また、返礼品の送付先も変更いたします。寄附証明書が未発送の場合は、情報を変更し書類を発行させていただきますが、既に寄附証明書発送済みの場合は、古い情報の寄附証明書がお手元に届いてしまいます。お手数ですが、古い情報の書類が届いた場合はお手元にて破棄願います。
以上、宜しくお願い申し上げます。
以下の自治体のように、
「寄付証明書の住所は対応してあげるけど、
返礼品については寄付したサイトの担当者に直接連絡してね!」
と言ってくる自治体もあった↓。
○○様
この度は、○○市△△町ふるさと納税にご寄付を賜り誠に有難うございました。
また、お忙しい中のご連絡を頂き有難うございます。楽天市場様からのご寄附申請に関しましては、楽天市場様で謝礼品手配を頂いておりますため、お問合せについては楽天市場様にて承っております。
【楽天市場 ふるさと納税 お問合せ先】
電話:0120-488-034 (10:00~18:00)
メールアドレス:f272132-izumisano_2@shop.rakuten.co.jpお問い合わせの際には、楽天市場での受付番号(○○○○○ー○○○○)をお伝え頂くと確認がスムーズになります。
度々ご連絡のお手間をお掛け致しますが、楽天市場様へのご連絡をお願い致します。なお、本市でのご寄附者情報の訂正は完了いたしました。
『寄附金受領証明書』は、本市では通常ご入金確認から1週間以内に郵送致しております。
○○様には間もなく発送の予定となっておりますので、今しばらくお待ちいただき、ご確認を頂きますようお願い申し上げます。ご不明な点等ございましたら、お手数ですがご連絡を頂きますようお願い申し上げます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
なので、後者のような自治体に遭遇した場合は、
寄付したサイトの、その自治体専用のメールアドレスに対して、以下のようなメールを送付する必要があります。(赤字の部分を書き換えて下さい)
山田と申します。
2018年3月5日に楽天ふるさと納税で「○○○○○」という商品を寄付(購入)させて頂いたのですが、その際、住所を間違えて注文してしまいました。
ですので、お手数をおかけしますが、返礼品の送付先を以下の正しい住所に送付していただきたく、よろしくお願い申し上げます。
・正しい住所(○):東京都○○○○ 102号
・誤った住所(✕):東京都○○○○ 201号なお、私の申し込み情報は下記となります。
注文番号:○○○○○-○○○○○○○-○○○○○○○
注文日時:2018-03-05 ○○:○○:○○
例えば、「楽天ふるさと納税」で「いずみ佐野市」に寄付した場合は以下のアドレスに送ります。
ワンストップ特例制度を利用する人向け
次に、「ワンストップ特例制度を利用する人で住所間違いをした場合」についてです。
ワンストップ特例制度を利用する人は、
寄付証明書の住所が間違っていても特に問題ありません。
なぜなら、ワンストップ特例制度の場合は
「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」という紙キレに正しい住所を記入 → 自治体に提出すればOKだから。
なので、寄付した自治体には
「返礼品の送付先を正しい住所宛てに送って下さい!」
とお願いするだけでOKです。
というわけで、以下、メールのサンプルです↓。
山田と申します。
いきなり本題で恐縮ですが、2018年3月5日に楽天ふるさと納税で「○○○○○」という商品を寄付(購入)させて頂いたのですが、その際、住所を間違えて注文してしまいました。
ワンストップ特例制度を利用させて頂くつもりですので、寄付証明書の発行は不要なのですが、返礼品の送付先を以下の正しい住所に送付していただきたく、お手数をおかけしますがよろしくお願い申し上げます。
・正しい住所(○):東京都○○○○ 102号
・誤った住所(✕):東京都○○○○ 201号
なお、私の申し込み情報は下記となります。
注文番号:○○○○○-○○○○○○○-○○○○○○○
注文日時:2018-03-05 ○○:○○:○○
ちなみに、「これくらいの住所間違いならような最終的にきちんと自分に届くんじゃね?」と思えるレベルの住所間違いをした人は、「俺はきちんと届くことを信じて自治体には連絡しねえ!」というのもアリだとおもいます。
1つの自治体ですら連絡するのがスゴく面倒くさいのに、それが複数の自治体となれば「面倒くせえええええええええええええ!」と発狂するレベルで面倒くさいですし。
返礼品がすでに発送されている場合 → アウト
寄付証明書は、間違った住所で発行されたものが発送された後でも、
「もう1回正しい住所で発行&発送してください!」とお願いすれば発送してもらえます。
ですが、返礼品の場合、間違った住所で発送されていたら時すでに遅し。
以下のどちらかで対応するしかありません。
- 自分のもとに無事届くことを神に祈る
- 自治体に連絡して「発送した返礼品の追跡番号を教えてください!」と番号を教えてもらい、配達業者に「その住所間違ってます!」と連絡する
まとめ
今回、10個の自治体に連絡するのに消耗しまくったせいで、ふるさと納税がトラウマになった。
楽天スーパーセール、許すまじ。
というわけで、次回から寄付する際には「住所を10回くらい見直してから寄付しよう」とおもいました。(コナミ)
おわり
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10個の自治体?自治体は5ヶ所ですよね?