ネット上で、
- 「アフィリエイト収入は無申告でもバレないよ!」
- 「脱税してもバレないよ!へーきへーき!」
みたいなことを言っている人がたまに居たりする。
いや、それはそれで良いと思うんだ、俺は。
正直、税金なんて払わずに済むなら、それに越したことはない。
しかも、ノーガード戦法(無記帳+無申告)なら、確定申告の作業自体やらなくて良いから、スゲー楽だし、脱税&無申告はマジ天国よ。
ただ、何も考えずに「よし!じゃあ俺もノーガード戦法で行こう!」という人に対して、
「無申告だったり脱税するのはリスクが高いよ!」
ということを言いたい。
無申告と脱税はリスクが高い
やっぱり、リスクは高いよ。
その点、詳しく書いていくよ。
バレるリスク
アフィリエイターの場合、報酬をASP・広告主などから貰うわけだけど、「じゃあどうやって貰うのよ?」っていうと、当然「銀行振込」になる。
例えば、ASPから報酬を「銀行振込」をしてもらった場合、
- ASPには「こいつに○○○万円払った!」
- 自分には「ASPから○○○万円もらった!」
という情報がそれぞれ残る。
そして税務署は、ASPに対して「誰にいくら払ったか教えろ!」と言える権限を持っている。
つまり、税務署は本気を出せば、無申告者を全員ぶち殺せるのである。
「じゃあなんでやらないの?」と思うかもだけど、それは単に「人手が足りないからやっていないだけ」であって、「低所得者はかわいそうだから見逃してあげよう」なんて1mmたりとも思っていないわけです。
国家権力に情なんてないわけです。
しかも、2021年からは「銀行口座」と「マイナンバー」が紐付けされることになっている。
これはどういうことかというと、将来的に自動的に
- 「こいつは無申告者だ!」
- 「こいつは脱税している!」
みたいに発見することができるシステムが、作られるかもしれないということ。
しかも今後は、人工知能の応用で、俺たちが想像できないようなシステムになるかもしれない。
こんな状況で、脱税したり無申告を貫くなんて割に合わないっしょ・・。
「バレたときの強烈なしっぺ返し」のリスク
↓の記事で書いたけど、
無申告や脱税がバレた時は「重加算税」と「延滞税」のコンボで、4倍近くの追徴課税を食らうことになったりする。
つまり、「本当は100万円の税金だったけど、脱税したせいで400万も払わないといけなくなった!」というような人生を棒に振るレベルの”しっぺ返し”を食らうということ。
だから、もし無申告や脱税をするなら、絶対にバレないようにしないといけない。
けれど、さっきも言ったように、アフィリエイトの報酬は「銀行振込み」だから、バレる確率を0にするのはムリ。しかもバレる確率は年々増加していく。
うーん、心臓に悪すぎるっしょ。
脱税=犯罪だからねコレ
そもそも脱税って、立派な犯罪だからね。
窃盗とかとか、そういうのと一緒で犯罪だからね。
「バレなければ脱税してもOK!」は、「万引きしてもバレなきゃOK!」って言ってるようなもので、やっぱ大の大人がすることじゃないと思うのよ。
日本という国の恩恵を受けて育った以上、「せめてルールは守ろうよ」ってなもんで。
まとめ
てわけで、
・無申告だったり脱税はリスクが高い
・しかも、バレるリスクは年々上がっていく
・どう考えても割りに合わないっしょ
・てか、大の大人がルールを破るのはダサイよね
って話でした。
おわり
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P.S.「アフィリエイターだけど確定申告のことが何も分からない!!」という人は、以下のページをご覧ください。
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