サイトの購入費を一括で償却する方法について、
ツイッター上で「こうやったら良いんじゃね?」というやり取りを見つけたのでメモしとく。(これ)
サイトの購入費を一括で償却する方法
1.請求書を「WEB制作費」「記事代」などにしてもらう
「サイトを丸ごと譲渡してもらう」という形にすると、
「サイトを丸ごと譲渡してもらう」=「資産(営業権)を譲渡してもらう」ということになり
↓
「資産計上→減価償却という風にして経費計上すべきだよな」ということになる
これだと、5年かけて償却しないといけなくなっちゃう。
”資産”だから。
でも、「譲渡してもらうサイトと全く同じ内容・デザインのサイトを”制作”してもらった!」という形にすれば、
「全く同じサイトを作ってもらったとは言え、サイトを作ってもらったわけだから”WEB制作”してもらったってことだよな」ということになり
↓
「外注費などで経費計上すれば良いよな」ってことになる
つまり、資産計上せずに「普通の経費と同じように計上できるじゃん!」となる。
○実際のサイト譲渡手順
「こういう風に譲渡すれば良いよね」という手順を紹介。
例えば、以下のサイトAを譲渡してもらいたいとする。
サイトのドメイン | aaa.com |
---|---|
サイトの記事 | ○○○ |
サイトのデザイン | △△△ |
「サイトAを丸ごと譲渡してもらう」という方法で譲渡してもらう場合、
- 「aaa.com」というドメインを移管してもらう
- サイトの内容を丸ごとコピーする(Wordpressの場合はプラグインを使って丸ごとコピーしたり)
という風に譲渡してもらえば良いと思われ。
そして、譲渡してもらう相手からもらう請求書には「WEBサイト譲渡費」という名目にして貰えば良いと思われ。
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「サイトAと全く同じ内容・デザインのサイトを”制作”してもらった!」という方法で譲渡してもらう場合、
- 「bbb.com」というドメインを新規で取得する
- もしくは「aaa.com」の有効期限が切れるタイミングで、譲渡される側が「aaa.com」を取得する
- 「○○○」という記事を外注して納品してもらう
- 「△△△」という内容で、サイトのデザインなどを変えてもらう
という風にして譲渡してもらえば良いと思われ。
そして、譲渡してもらう相手からもらう請求書には「サイト制作費」「記事代」という名目にして貰えば良いと思われ。
2.ドメインを破棄する
資産は廃棄すれば、残りの資産を一括で償却することができる。
なので、
- 「サイトが飛んでしまったので、サイトとしての価値が無いに等しい!」
- 「でも残りの資産価値が100万円も残っている!」
みたいなサイトの場合、ドメインを破棄することで、残りの100万円を一括で償却できる。
おわり
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