最近売上が激減しました。
具体的に言うとピーク時の1/3ほどに。
それなのに
- 小規模企業共済
- 確定拠出年金
の2つを掛け金MAXでぶっ込んでいたせいで、課税所得がオーバーキルされました。
ワイの来年の納税額クソワロタ pic.twitter.com/UcxqpYDDQh
— とんまあ@アフィカス (@tonnmaa) January 2, 2020
具体的にいうと、所得に対して所得控除が50万円ほど多い状態。
最初は「まぁ所得控除が多い分には問題ないよね」と軽く考えていたんですが
あれ、ちょっと待てよ?
これってよくよく考えると
「節税のメリットがないのにお金を振り込んで、それなのに最後受け取るときには退職所得として税金がかかってしまうかもしれない」というデメリットしかないことをしてしまっているのでは・・?
ということに今更ながら気づいたので、急いで掛け金を減額することにしました。
減額のパターン
掛け金を減額する場合は
- 「小規模企業共済」だけを減額する
- 「確定拠出年金」だけを減額する
- 「小規模企業共済」と「確定拠出年金」の両方を減額する
の3パターンがありますが、ぼくは1.を選ぶことにしました。
1.を選んだ理由は
- 僕はまだ20代なので確定拠出年金でインデックス投資した方が期待値が高いと思われるから
です。
小規模企業共済は途中で減額してしまうと「今まで払い込んだ差額分に利率がつかなくなってしまう」みたいなデメリットがあるらしいんですが、それを考慮しても確定拠出年金でインデックス投資したほうがいいかなと。
小規模企業共済って利率が1%くらいしかないですからね。
しかしながら、加入してから3年間くらい満額で突っ込んでいたので約150万円くらいが引き出すこともできず一切運用されることもなく、ムダに放置されてしまうことになるので「勿体ねえええーーーー!!」感はとてもあります・・。
(たぶん僕が40代とかなら2.を選択していたとおもいます)
ちなみに3.については、
「流石にどちらも減額しなければいけないほど売上が激減してるわけではないのでこれを選ぶ必要性はないかな」って判断した感じです。
2021年追記:
結局どちらも減額しました!!!!ぐはああああああああああ!!!
出口戦略
ただ、退職所得として受け取るときのこと(出口戦略)を考えると、どちらも減額したほうがいいんですよね。
というのも僕は24歳のときに確定拠出年金に加入していて、現行法だと65歳まで拠出できるらしいので、今のままいけば退職所得控除の勤続年数は「41年」になります。
「41年」で退職所得控除を計算すると「2,270万円」になります。
つまり受け取るときの資産残高が「2,270万円」以下なら非課税で丸ごと受け取れるわけですけど、このまま65歳まで満額(67,000円/月)を拠出しつづけると、拠出した金額だけで3,000万円とか超えちゃいます。
そうなると税金で少なくても60万円とか取られちゃいます。
それに対して「確定拠出年金の掛け金を減らして小規模企業共済の掛け金を増やす」という風にすれば、どちらも退職所得控除の範囲におさまるので税金を取られずに済みます。
なので「じゃあ最初からどっちも減額したほうがいいじゃん」って話なのですが、小規模企業共済よりも確定拠出年金のほうが期待値が高いはずなので
年齢が若いうちは
- 確定拠出年金・・・全力で拠出
- 小規模企業共済・・・10%くらいの力で拠出
みたいな感じにしておいて、ある程度年をとってきたら
- 確定拠出年金・・・10%くらいの力で拠出
- 小規模企業共済・・・全力で拠出
みたいな感じにするのがベストなんじゃね?って思うので僕はこの作戦で行くことにした感じです。
(40歳くらいになってから確定拠出年金の資産残高を見て再度判断しようと思っています)
もちろん、売上がさらに減るようなことがあれば、確定拠出年金のほうも減額しますし
売上が元に戻るようなことがあれば小規模企業共済のほうも再度増額しようと思ってます。
というわけで小規模企業共済のHPから「減額させてください」みたいな用紙を取り寄せて、それを記入→定形郵便で発送。
これにて一件落着でござる。
おわり
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